2008-01-07

レイトンとブロックスとカルタ

久しぶりにノベルゲー以外のゲームをいくつかやったので、感想をまとめておく。


レイトン教授と悪魔の箱

帰省の電車の中で、友人が暇つぶしにと貸してくれた。論理パズルの類を百くらい集めて、ほのぼの系統の絵とほんのりストーリーをつけたゲーム。ところどころ問題に不備を感じないでもないが、概して楽しい。

問題を見るに直接のターゲット層は小学生だと思う(方程式を立てたらそれで終わるような問題が散見される)が、やってみると存外てこずってつい頑張ってしまう。下手に類型を知っていると問題を読まずに回答してひっかかるとか、逆に年食ってる方が不利という側面も(「はいはい四色問題ね」→「げ、三色で塗れる!」(阿呆))。多湖輝の『頭の体操』シリーズでは難しすぎて楽しめない、というひと向けか。

ハーブティーの調合法の洗い出し(材料の全組み合わせを試すしかない。手がかりがあるのだろうか)や、ひらめきコインの収集(マップ内をひたすらクリックするだけ。あのハムスタいまいち役に立たない)など、どうでもいいところがひどく単調なのだけは頂けないが、論理パズルが好きなら万人にお勧めできそうだ。


ブロックス デュオ

新年会に友人が持ち込んだ、二人対戦型ボードゲーム。

テトリスのブロックみたいなのを順に置いていって、最後に残ったブロックの合計サイズが小さい方が勝ち。ブロックは自分が既においたものと角で接した位置にしか置けず、また自分のブロック同士は辺が接してはいけない。

というそれだけの超シンプルルールだが、なかなかどうして奥が深い。基本的にはいかに相手を囲い込むかという勝負になるのだが、下手に囲んでも角の隙間から抜けられるのがミソ。相手の手持ちブロックを睨みながら、いかに自分の足場を潰させないか考えて戦うことになる。

ちなみになんと FLASH 版がある。web 上でオンライン対戦ができて、ユーザも結構いるのだからすごいものだが、これが皆さん強いこと強いこと。数百戦以上こなしてる猛者がごろごろいてぼこぼこにされてしまった。

余談になるが件の FLASH は、オプションで UI を日本語にできるものの英語にした方がいい。日本語の場合、なぜかチャットウィンドウのフォントが極小になってほとんど読めなくなる。対戦相手によってはまともに雑談を振ってくれるので(英語圏のひとは時々本当にその辺がオープンである)、読めないとかなり苦しい。


ツンデレカルタ

説明の必要はなさそうだが。"CV 釘宮理恵" なるどうしようもないカルタである。なんでこんなもんが普通の新年会に出てくるんだ……。

だが仮にも釘宮病を自称した私のこと、一枚もとれないというわけにはいくまい、とガチで挑んだ――ら、意外にも勝ってしまった。げに恐ろしきは釘宮か……と思っていたのだが、さらに恐ろしいことに、悪ノリする友人がなんとリアル詠み手をやってくれた。
棒読み気味ではあるものの、あのアレげ文字列。

「へ。へんたいへんたいへんたいへんたーい!」

惨敗した。あの状況で「勝ちを狙う」(=札に集中する) 方が私には無理だ。
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2008-01-07

感性の自壊

ベースラインが聴き取れるようになった。

何故かはよく分からない。帰省先から戻る電車の中、暇つぶしに目を瞑って音楽を聞いていたら、突然意識がそっちに向いた。

SNoW の『NightmaRe』だった。

「デジャヴュ」の逆の現象、見慣れた光景のはずなのに初めて見るような錯覚を覚えることを「ジャメヴュ」というが、ちょうどそれだ。何かよく似た、そのくせアレンジにしては原曲に似すぎている別の曲を聴いているような、奇妙な違和感。この曲こんな曲だったろうか、と訝りながら MP3 プレーヤに入っていた曲を一通り改めてみたが、強弱あれどどれをとってもベースラインが聴こえる。

どれもが、何か別の曲に聴こえた。

気がついてみれば、何故今までベースラインを意識しなかったのかさっぱり分からない。戻ってきて丸一日、PC にあった音楽データを手当たり次第に再生しているのだが、ことごとく別の曲になっている。

なんだこれは、というのが正直なところである。

自分が今まで聴いてきたものが信用ならない。

まあ信じられないといえば、私が認識しているものが本当にベースラインと呼ばれるものなのかどうか自体、判然としないわけだが。

間違いなく言えるのは、私に音楽を云々する能力は相変わらずまるでないらしい、ということぐらいで。その認識だけは何も変わらないというのが、皮肉めいていて笑ってしまった。


余談。

傾向としては、ボーカル曲やビットレートの高い曲に特に違和感が大きいように思うが、その辺りは流石にプラシーボくさい。ついでにベースを意識するあまり他の音にも過敏になっている気がする。逆に考えて、これでダブルブラインドテストをかけて違いが分かるなら、私もビットレートによる音質の差異が認識できるということになるが……。期待できないが、今度試そう。

追記。

多分ポジティヴ方向の変化なんだ、もう少し喜んだらどうなんだ自分。
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2008-01-05

世界はそれ「も」愛と呼ぶんだぜ

酒の席の話なんてものは、あまり記録に残すものではない、とは思うのだが。
年末年始のごたごた(いや本当に疲れ果てた)に紛れるだろうということで、そろそろ書いてもいいだろうか。


プロポーズを見た。

目の前で。友人が。友人に。

いや、すごかった。やってることは何のこともないただのプロポーズなのだが、やってる場所が何のこともないただの飲み屋である。別段付き合っている二人というわけでもない上、普段からそんな冗談を交わす人間でもないときた。

間違いなく、全員が固まっていた。当事者含め。

無論冗談である。あいや、もちろん真実は私に窺い知れるわけもないが、どう見ても冗談として扱われてしまう文脈だった。

酒の勢いかそうでないのか、外野に突っ込まれても躊躇いを見せない友人に、あるいは酒には強いはずの友人が全くリアクションできずに凍っている様に、私が独り心の中で萌え転がったのは言うまでもない。
ああ、つくづく私は「好意」そのものを好む人間なのだと思う。それが例え、どんな形であるにせよ。
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2008-01-04

オチは特にない - 続・宦官の道化は笑わない

「で、彼女作んないの?」

「や、だから作りませんてば」

「っていうか、なんで作んないの?」

「なんでと聞かれましても」

「性欲ないの?」

「いやそれはある」

「自分に自信ないの?」

「まあそれはない。……じゃなくて。
 むしろなんで作りたいの?」

「いた方が楽しいじゃん」

「や、知らないから」

「だから作れって言ってんの!」

「えー」
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2008-01-02

お絵かき掲示板というトレードオフ

お絵かき掲示板の存在が、ずっと謎だった。

正確に言えば、お絵かき掲示板の、あの恐ろしく貧弱なペイントツールで頑張っている神絵師の存在が謎だった。どう考えてもスタンドアロンのペイントツールを使う方がいいのだ。お絵かき掲示板用ツールとしては高機能とされているものをちらほら見たことがあるが、概して機能は貧弱、操作性も良好とは言いがたい。あの環境で真面目に描くというのは、ある種のマゾヒズムかとすら思えた。

の、だが。
はてなのミニブログサービス、はてなハイクを使ってみて理解した。

気楽なんである。
ツールの貧弱さを免罪符にすることで、ヘタレでも気楽に描ける。その結果人間が集まりやすく、コミュニティとして活発化する。当然「人に見せたい」上手い絵描きも一定数流入する――。

なるほど、と手を打った。

お絵かき掲示板は高機能化できないのではない。
機能を限定することによって、コミュニティの活性化を促している。



余談。
それにしてもはてなハイクのペイントツールは制限しすぎている気がするが。ぱっと見11色しか使えないとか。アンドゥはあるけどリドゥはないとか。

余談2。
そうそう、今後ここに書くよりもさらにくだらない短文の類は、はてなハイクの私のアカウントで書こうかと思う。
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