2008-07-30

ア・ティピカル・ジャパニーズ

というわけで西海岸は某所にいた。

日本人5人のうち、私以外全員英語圏在住経験あり(最低10ヶ月)という、無闇やたらにハイスペックな皆様にお供したので、私は楽というか逆に緊張を強いられるというか、微妙な気分で過ごした一週間だった。

以下、例によってダイジェスト。


木がどれもごつい。

びる☆ぱら。

『ワンダと巨像』もどき。


その辺の公園。

吉本ばなな記念館。嘘。


"Presented by ケータイカメラ feat. ヘタクソ" なもんだから、相変わらずちょっとでも人に見せられるような写真は全体に一割とないのが辛いとこ……なのだが、その全体を見せた友人には「撮りすぎだよお前どんだけ日本人だし」みたいなリアクションをされた。めげない。めげないったらめげない。
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2008-07-20

思い立たなくても吉日です。

そうだ、西海岸行こう。
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2008-07-19

ジュライ・クリスマス

バスのチケットを買った。

いや、それはどうでもいいのだが。
受け取りに向かった窓口でかかっていた BGM が、なぜか Wham! の "Last Christmas" だった。

Last Christmas, I gave you my heart
But the very next day, You gave it away

……七月である。

クーラーの吐いた冷気が、室内にせっせとつかの間の楽園を製造する、そんな季節だ。

べったべたのクリスマスソングを敢えて時期を外してかけるシャレなのか、南半球の感性にでもあわせたのか、はたまたただの趣味なのか、なかなかミステリアスな選曲だった。
ま、失恋する歌はおしなべて嫌いじゃない。

受け取ったチケットをしまって、さあ出るか、となった段で、曲が終わってトークが始まった。どうやらラジオ放送のようだった。録音なのか。どちらにせよ意味はわからない。

自動ドアをくぐる瞬間、パーソナリティの会話はこうだった。

「もうそろそろ、クリスマスの予定も決めておきたい時期ですねー」
「そおですねー」

ドッグイヤー、と私は呟いた。
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2008-07-02

『それは舞い散る桜のように 完全版』の報

それ散るの完全版だと……馬鹿などうやって、と思ったがBasiL公式が言うんだから恐らくやるんだろう、本当に。あー。

おとなのじじょうっ!

と、ポップでキュートにトラカプナイズされるのも5年ぶりだ。

しかし愚かな……あのメーカは決定的に戦略を間違っている。
ああ確かに我々は完全版を求めて止まないとも。
ひところのレビューはそれこそ繰り返す呪詛みたいな勢いで「完全版を」って書いていたとも。

だが我々が、あえて我々と書く我々が切実に希求するのは、万全の体制の王雀孫が満を持して出す完全版であって、信者を適当に釣って出す企業の延命措置みたいな完全版じゃない。

まったく。いったい誰がしあわせになるんだ、この発表で。
それこそ王にしてみたらほとんど訃報じゃないのか。


……ま、かくいう私ですら瞬間的に購入意欲が湧きかけるニクい商品なので、戦術としてあのメーカの方針は間違ってないんだけど。
しかしその先の展望がまるで見えないのがなあ。延命するんならするで、その先に夢を見せてほしいんである。たとい新人ライタだろうが、あの時の体験版クラスのインパクトでもってくれば、喜んで先行投資できるよ私は。



追記。
脊髄反射的に書いたが、どうもこの日記のぽりしーとかなんかそれらしいようなものに抵触する気がするので、私の中の空気を読んで撤回しておく。まあ、脊髄反射で何か書きたくなる程度には、モノに思い入れがあるということかもしれない。
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2008-07-01

一次ソースの重要性

ヘミングウェイの言葉に、

私の書いていることは氷山の上、八分の一に過ぎない。知っていることを省略することは、その文章を強くする。

というものがある……と思っていたのだが、どうも一次ソースが見当たらない
私の勘違いか何かかと思ったが色々調べてみると、どうやらこれらしい。

If a writer of prose knows enough about what he is writing about he may omit things that he knows and the reader, if the writer is writing truly enough,will have a feeling of those things as strongly as though the writer had stated them. The dignity of movement of an iceberg is due to only one-eighth of it being above water. A writer who omits things because he does not know them only makes hollow places in his writings. (Death in the Afternoon. p. 165)

もし散文作家が自分の書いていることを十分に知っていて,分かっていることを省略したとすれば,作家が本当に書いている限り,読者は作家が実際に書いたのと同様に強い印象をうけるものだ。氷山の動きの持つ威厳は,わずか八分の一しか水面に出ていないことによるものである。分からぬからといって省略すると,作品の中に空白ができる。(『午後の死』 p165)

……ってほんとかそれ?
冒頭の訳、頑張りすぎだろ……。やりたいことは分かるが、これを訳して "私の書いていることは" とかにするのは、ちょっと無理があると思うぞ……。
そりゃ格言としては冒頭の訳が圧倒的に締まりがいいとは思うが。
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